日本で買うべきおすすめの日焼け止め10選 | 現地の日本人が厳選

日本で買える日焼け止めは、世界中の観光客から「高品質で使いやすい」と評判です。強い紫外線をしっかり防ぎながらも、軽い使い心地や肌へのやさしさが特徴。

しかも、日本各地のドラッグストアや空港免税店で気軽に購入できます。

旅行中の紫外線対策はもちろん、お土産にもぴったりな一品を見つけられるよう、タイプ別・購入場所・選び方のポイントまでわかりやすく紹介します。

日本製の日焼け止めがおすすめな理由

肌研究に基づく処方設計

日本人を含むアジア系の肌は、皮膚が薄く敏感になりやすいため、アルコールや香料などの刺激成分を抑えた処方が多く見られます。また、湿度の高い夏場でも不快にならないよう、べたつきにくく、皮脂と汗に強い処方設計がされています。

さらに、紫外線吸収剤と散乱剤をバランスよく配合することで、肌への負担を最小限にしながら高い紫外線カット効果を実現しています。敏感肌でも使えるジェルやミルクタイプが豊富なのも、こうした研究の積み重ねによる成果です。

高いSPF/PAと軽い使用感の両立

日本製の日焼け止めは、SPF50+・PA++++といった最大級の紫外線防止性能を備えつつも、塗っているのを忘れるような軽さとして世界から高く評価されています。

さらに最近は、トーンアップ効果やスキンケア成分を配合した美容液のような日焼け止めも増えており、海外ユーザーからは日本のサンスクリーンは化粧下地にもなる万能アイテムとしてSNSで話題になることも。

ドラッグストアで気軽＆安価に買える利便性

中価格帯（500円〜2,500円）の製品でもSPF50+/PA++++という高性能を持ち、化粧品コーナーに並ぶ大手ブランド製品と比べても遜色ありません。

さらに一部のドラッグストアでは免税対応カウンターがあり、海外旅行者向けの英語POPやスタッフ対応も整っているため、言語の壁を気にせず買い物ができます。現地で必要な分を気軽に調達し、余った分はお土産としても喜ばれるなど、価格・入手性・品質のバランスが非常に高いのが、日本製日焼け止めの強みです。

日本の日焼け止め商品について

携帯しやすいサイズ（100mL以下）で機内持ち込みOK

旅行者にとって、最初に気になるのが機内への持ち込み制限です。国際線では、液体類の機内持ち込みは1容器あたり100mL以下、合計1リットル以内というルールがあります。

日本製の日焼け止めはこの条件を意識したコンパクト設計が豊富で、特に30g〜60gのチューブタイプや50mL以下のスプレーが主流です。

なお、液体・ジェル・クリーム・ミストはジッパー付き透明袋に入れる必要があります。反対に、スティックタイプやパウダータイプは液体に分類されず、袋に入れなくてもOKなので、面倒を避けたい方には特におすすめです。

SPF50+／PA++++で真夏の東京・沖縄でも安心

特に、沖縄など南方地域ではUVインデックスが10以上になる日も珍しくなく、観光中の肌ダメージが深刻になりがちです。

そのため、旅行者が選ぶべきは「SPF50+・PA++++」の最高値クラスの製品です。

・SPF（Sun Protection Factor）：UV-B（肌表面にダメージを与える紫外線）をどれだけカットできるか
・PA（Protection Grade of UVA）：UV-A（しわやたるみの原因になる紫外線）に対する防御力

テクスチャ（質感）で選ぶと使いやすさが大きく変わる

日焼け止めはどれも同じに見えて、実はどんな質感を選ぶかで旅行中の快適さが大きく変わります。ここでは旅行者に人気のある代表的な5タイプを紹介します。

・クリームタイプ：保湿力が高く、しっとり肌に密着
・ジェルタイプ：軽くてべたつかず、全身に塗りやすい
・ミストタイプ：メイクの上から塗り直しできる
・スティックタイプ：手を汚さず塗れてピンポイントに便利
・パウダータイプ：テカリ防止、メイク直しに最適

日本で買うべきおすすめの日焼け止め10選

クレ・ド・ポー ボーテ クレームUV n

資生堂のハイエンドライン「クレ・ド・ポー ボーテ」から展開されている〈クレームUV n〉は、とにかく焼きたくない人におすすめの日焼け止めクリームです。分光光度計による実測でSPF50+（SPF719.63相当）・PA++++と非常に高い紫外線防御力を示し、UV-B・UV-Aどちらのカット力も文句なし。炎天下での観光やレジャーにぴったりな一本です。

香りは上品なフローラル調で、「ラグジュアリー感がある」と好意的な声がある一方、「やや香りが強め」と感じる人も。チューブは押しやすく使い勝手は良好ですが、やや大きめのサイズなので持ち運びには不向きかもしれません。

また、紫外線吸収剤の種類が比較的多いため、敏感肌や肌が揺らいでいる時期には注意が必要です。とはいえ、非常に高い評価を得ており、「焼けたくない・乾燥させたくない・使い心地にも妥協したくない」人には特におすすめできる、高性能かつ贅沢な日焼け止めです。

スーパー UV カット インテンスコンセントレート デイクリーム

アルビオンのスーパー UV カット インテンスコンセントレート デイクリームは、炎天下でも快適に使える高機能UVクリームです。分光光度計による検証ではSPF182.29相当・PA+++と、強力な紫外線カット効果が確認され、真夏の外出やレジャーでも安心の防御力を発揮します。

さらに、なめらかで肌にスッと伸びるテクスチャも好評で、使い心地の良さを重視したい人には特におすすめです。パッケージは少ない回転数で開けられるキャップ構造で使いやすいものの、フタがやや重いとの意見もありました。

成分面では、紫外線吸収剤の配合量が比較的多いと見られるため、過去に肌荒れを起こしたことがある方や敏感肌の人にはやや注意が必要です。ただし、紫外線対策としての実力と使用感の両立を求めるなら、選んで間違いない1本といえるでしょう。贅沢な質感と確かな効果を兼ね備えた、上質な日焼け止めです。

フューチャーソリューション LX ユニバーサル ディフェンスs

資生堂のフューチャーソリューション LXから登場したユニバーサル ディフェンスsは、日常使いに最適な守りながら魅せるUVケア。SPF50+／PA++（相当値）と紫外線防御力はしっかりありながらも、レジャーよりも日常〜軽めの外出向けに設計されています。

香りも高級感のあるフローラル系で、日常のケアにご褒美感をプラスしてくれます。さらに、手のひらサイズのチューブタイプでポーチにも入れやすく、外出先でも扱いやすいのが魅力です。

一方、紫外線吸収剤を複数配合しているため、敏感肌の人や肌がゆらぎやすい時期には慎重に使用したいところ。また、価格帯が高めな点からも、しっかり使い切る場面を選びたい製品です。

総じて、日常でのUV対策とエイジングケアを同時に叶えたい人におすすめの一本です。

パーフェクトUV スキンケアジェル NA

アネッサのパーフェクトUV スキンケアジェル NAは、SPF50+・PA++++の最強UVカットに加え、汗・水・熱に反応して膜が強くなるオートブースター技術を搭載した高機能ジェル。

スキンケア成分が50％配合されており、紫外線から守るだけでなく肌のうるおいもキープ。

スーパーウォータープルーフで汗や水に強く、海やレジャーにも◎。石けんで落とせる処方なので、日常使いにもぴったりです。

ブライトニングUV ジェル N

資生堂の人気ブランド・アネッサのブライトニングUV ジェル Nは、敏感寄りの肌にも使いやすい、やさしさ重視の高機能UVジェルです。SPF50+／PA+++と高い紫外線カット力を備えつつも、肌荒れ防止有効成分（グリチルリチン酸2K）を配合</span。紫外線だけでなく、日差しによる肌の揺らぎにも着目した処方設計が特徴です。

ジェルタイプならではの軽やかな使い心地で、顔・体どちらにも塗りやすく、白浮きやきしみ感もほとんどありません。肌なじみの良さと、日常使いの快適さを両立しており、「しっかり守りたいけれど、重いテクスチャは苦手」という方にぴったりです。

無香料に近く、香りに敏感な方からも好評です。敏感肌気味だけどUVケアに妥協したくない人、軽さ・使用感・機能のバランスを重視したい人にとって、非常に頼れる1本です。価格も2,000円前後と、手に取りやすい点も魅力です。

アクアリッチ アクアプロテクトローション

花王のビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトローションは、毎日気軽に使える水のような日焼け止めとして高く評価されている人気アイテムです。

SPF50+／PA++++の最高レベルのUVカット性能を持ちつつ、みずみずしく軽いテクスチャで肌にスッとなじみ、白浮き・きしみ感が少ないのが特徴です。

特筆すべきは、アウタースキン技術によるスーパーウォータープルーフ処方。汗や水に強く、肌の上に透明なバリア膜を形成することで、動きの多いレジャーや真夏の屋外でも頼れるプロテクションを発揮します。

価格は税込1,000円未満と非常に手頃で、ドラッグストアやコンビニで手軽に入手できる点も大きな魅力。UVカット力・使用感・コスパのバランスに優れた、毎日使いにぴったりの1本です。

アンテリオス UVプロテクションミスト

ラ ロッシュ ポゼのアンテリオス UVプロテクションミストは、SPF50+・PA++++の高い紫外線防御力を持つ日焼け止めスプレーです。分光光度計による検証ではSPF相当値513.70、PA相当値14.50と、比較製品中で最高クラスの数値を記録しており、屋外でのレジャーやスポーツ時にも心強いアイテム。

噴射はふんわり広がる仕様で、軽い力で使える設計です。

UVイデア XL

ラ ロッシュ ポゼのUVイデア XLシリーズは、敏感肌にも使いやすい低刺激設計と、SPF50+/PA++++の高い紫外線防御力を両立した日焼け止め乳液です。中でもUVイデア XL プロテクション トーンアップは、トーンアップ効果を持つ化粧下地としても人気で、くすみ補正や透明感の演出ができると好評。

分光光度計による計測ではSPF相当値538.17、PA相当値16.52と高水準を記録しており、炎天下でのレジャーや通勤時のUV対策に適しています。

また、チューブタイプで使いやすく、きしみにくい塗り心地も高評価です。

一方、ややベタつきやすく、成分にエタノールや吸収剤が多く含まれているため、超敏感肌の人は注意が必要。それでも、高い効果と日常使いのバランスを兼ね備えた実力派アイテムです。

プロディフェンス トーンアップUV スティック

サンカットのプロディフェンス トーンアップUV スティックは、手を汚さずに直接塗れるスティック型日焼け止め。SPF50+・PA++++の高い紫外線防御力を備え、ラベンダーカラーで肌に透明感と血色感をプラスします。

スーパーウォータープルーフ処方により汗や水、こすれにも強く、花粉やPM2.5をブロックするアレルガード機能も搭載。石けんで簡単に落とせる点も魅力です。

メイクの上からも使え、日中の塗り直しにも最適な一本です。

ミネラルUVパウダー

ミネラルUVパウダーは、紫外線対策とメイク直しを同時にこなせる便利なアイテム。SPF50+/PA++++と高い紫外線防御力を持ちながら、皮脂やテカリを自然に抑え、さらさら肌をキープします。

ノンケミカル処方（紫外線吸収剤不使用）で敏感肌にもやさしいのが特徴です。メイクの上から重ねても厚塗り感が出にくく、ふんわりナチュラルな仕上がりに。毛穴を自然にカバーしてくれる効果もあり、化粧崩れが気になる季節の強い味方です。

日焼け止めはどこで買う？

ドラッグストア

マツモトキヨシ、サンドラッグ、ココカラファイン、ウエルシアなどは駅近やショッピングモールに多く、資生堂・ビオレ・アネッサ・アルビオンなど主要ブランドが揃っています。

一部の店舗ではテスター設置があり、実際のテクスチャや香りを試してから購入できるのもメリット。価格も安定しており、ポイント還元やまとめ買いセールなども活用できます。

空港免税店

空港の出国エリア内にある免税店では、資生堂、クレ・ド・ポー ボーテ、ラ ロッシュ ポゼなどの高級ラインが揃い、お得な免税価格で購入できます。

羽田・成田・関空・中部など、主要空港ではUVケア商品も充実しており、「帰国前にさっと買いたい」「現地で使う分だけ欲しい」といった需要にぴったり。

コンビニ・バラエティショップ

観光中のうっかり忘れたに対応してくれるのが、コンビニ（セブン・ローソン・ファミマ）やPLAZA、ロフト、東急ハンズなどのバラエティショップです。

特に、携帯用スティック・ミスト・パウダータイプなど、手のひらサイズのUVケア商品が豊富。メイクの上から使えるタイプもあり、女性観光客から人気を集めています。

駅ナカや空港内にも多く出店しており、ちょっとした買い足しにとても便利です。

日本滞在中の日焼け止めの塗り直し＆保存テク

真夏の日本は過酷！塗り直しの頻度は3時間に1回が目安

観光中に大量の汗をかくと、日焼け止めは想像以上に落ちやすくなります。炎天下での徒歩移動や行列待ちが続く日は、最低でも3時間に1回の塗り直しが理想です。特に汗をかきやすい鼻まわり、額、首の後ろ、デコルテは重点的に。

メイクの上からはミストやスティックが活躍

日中メイクをしたまま塗り直すには、スプレーミストタイプかスティックタイプが便利です。ミストは顔全体に軽くふきかけるだけでムラなくリタッチでき、メイク崩れやテカリも防げる処方のものが多く販売されています。

スティックタイプは手を汚さずに使え、小鼻や耳、首すじなどの細かい部分にもぴったり。

ホテルの浴室はNG

とくに乳液・ジェルタイプは分離しやすいため、エアコンの効いた客室内、引き出しの中など常温かつ日陰で保管するのが理想です。

液だれや分離が気になる場合は、使用前に軽く振るか、清潔なティッシュに出して状態を確認しましょう。

日焼け止めに関する質問

Q：100 mLを超える日焼け止めは機内に持ち込めますか？

100 mLを超える液体類は、国際線の機内持込では基本的に不可です。100 mL以下の容器に小分けし、1L以内のジッパー付き透明袋にまとめてください。例えば120 mLのボトルは預け荷物に入れる必要があります。複数本を持ち込む場合も、合計で1Lを超えないよう注意しましょう。

Q：Tax-Free（免税）購入にはパスポート以外に何が必要？

Tax-Free対象の商品を購入する際は、パスポート原本の提示が必須です。さらに、出国予定日・日本国内に住所がないことを確認される場合があります。支払い時にはクレジットカードと購入明細が紐づけされることがあるため、本人名義のカードを用意しておくとスムーズです。

Q：Tax-Freeで買った日焼け止めはすぐ使える？

使えません。免税購入品は「日本国内で開封・使用してはいけない」というルールがあります。開封済みだと空港で課税対象になる可能性があるため、自宅や滞在先で使いたい場合は通常価格での購入を選ぶのが安心です。

Q：国内線と国際線で機内持込ルールは違いますか？

はい、異なります。国内線では100 mLを超える日焼け止めも手荷物として持ち込み可能ですが、国際線では前述の液体制限が適用されます。乗継ぎがある場合は、国際線のルールに合わせるのがベストです。

まとめ

日本の日焼け止めは、紫外線防御力の高さだけでなく、使い心地や肌へのやさしさにもこだわった優秀な製品が多くそろっています。

事前に選び方を把握しておけば、現地で迷わず購入でき、旅先でも快適に過ごせます。お気に入りの1本を見つけて、日本の夏を安心して楽しんでください。